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石川県に大雨特別警報 最大級の警戒を 前線は東北や東日本に
NHK
| September 21, 2024
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気象庁によりますと、前線や低気圧の影響で石川県では朝から発達した雨雲がかかり、午前9時すぎには能登地方に線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。
また、輪島市と能登町ではレーダーによる解析で1時間に100ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、午前10時までに「記録的短時間大雨情報」が相次いで発表されました。
輪島市では午前9時20分すぎまでの1時間に121ミリの猛烈な雨を観測しています。
気象庁は、石川県ではこれまで経験したことのないような大雨になっているとして、午前10時50分、石川県の輪島市と珠洲市、能登町に5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる大雨の特別警報を発表しました。
輪島市では午前11時までの3時間に220ミリ、珠洲市では正午前までの3時間に149.5ミリの雨が降り、いずれも気象庁が統計を取り始めてから最も多くなりました。
新潟県でも雨が強まり、国土交通省が上越市に設置した雨量計で午後3時までの1時間に35ミリの激しい雨を観測しています。
これまでの雨で、石川県と山形県、新潟県、秋田県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。また、石川県では氾濫している川があります。
最大級の警戒を続け、少しでも命が助かる可能性が高い行動をとってください。
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