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大谷翔平 打率首位と4厘差 三冠王の可能性残し最終戦へ 条件は
NHK
| September 29, 2024
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大谷選手の三冠王獲得に向けた焦点が現在、リーグ2位の打率です。
打率トップの選手が残る1試合を仮に欠場して打率が変わらない場合、大谷選手がトップに立つには29日の最終戦で4本のヒットを打つことが最低条件ですが、ケースによっては打率の「毛（もう）」の単位の争いになる可能性もあります。
大谷選手は5打数2安打だった28日のロッキーズ戦を終えて、通算632打数196安打で打率が3割1分ちょうどのリーグ2位です。
ホームラン54本、打点130はいずれも2位の選手を大きくリードしてリーグトップで、大リーグで12年ぶり、ナショナルリーグでは1937年以来87年ぶりとなる三冠王獲得に向けては打率が焦点となっています。
28日の試合を終えて大谷選手と4厘差でのリーグトップは、パドレスのアラエズ選手の3割1分4厘で、2人の残り試合は、ともに29日の最終戦だけです。
28日の試合に出場しなかったアラエズ選手は取材に対して「29日の試合は出ると思う」と話していますが、仮に欠場して打率が現在のままと仮定した場合に、大谷選手がトップに立つには29日に4本のヒットを打つことが最低条件となります。
打率を「毛」の単位までで詳しく比較すると、大谷選手は4打数4安打で打率が3割1分4厘4毛となり、アラエズ選手の打率の3割1分3厘8毛を上回ります。
また、大谷選手が5打数4安打の場合も3割1分3厘9毛で上回ります。
ただ、6打数4安打の場合は3割1分3厘4毛で届きません。
一方、アラエズ選手が最終戦に出場する場合は、29日の同じ時刻に始まる2人の試合と、その1打席1打席を見比べながらの難しい比較となります。
ただ、29日の2人の試合が終わってもほかのチームの試合がまだ残っているため、この時点で首位打者は決まりません。
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