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人の手で開削「荒川放水路」が通水100年 東京で記念イベント
NHK
| Oktober 12, 2024
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荒川ではさまざまな治水対策が進められています。
特に低地が広がる下流部では堤防よりも低い土地に住宅地が広がっているため、決壊を防ぐために通常より幅の広い「高規格堤防」の建設が計画され、工事が続いています。
ただ、国土交通省荒川下流河川事務所によりますと、整備が計画されている51.9キロメートルのうち、完了したのは去年の時点で全体の1割ほどの6.2キロにとどまっています。
国は理由として「『高規格堤防』の整備はまちづくりと一体で行うため、住民との合意形成などに時間がかかる」としています。
このほか「弱点」を克服する工事も。
足立区と葛飾区にかかる京成電鉄の「京成本線荒川橋梁」は、昭和6年に作られ、周囲の堤防に比べると最大で3.7メートル低く、洪水時には決壊の危険性があることから、鉄道会社と国は橋を架け替えて堤防を高くする工事を行っています。
一方、自治体や住民によるソフト対策も進んでいます。
葛飾区ではハザードマップの説明会を定期的に実施しているほか、住民が独自に購入したボートでの救助訓練などを行っています。
また、江戸川区では、ことし初めて堤防が決壊したという想定の訓練を行い、情報収集や伝達の方法、浸水した際の物資の運搬手順などを確認しました。
国土交通省荒川下流河川事務所の渡辺健一副所長は「荒川が決壊したら大きな災害となるため、河川の改修は続けていかなければならない。住民には荒川のことを知っていただきいざというときは避難してもらいたい」と話していました。
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