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ドジャース敗れて3勝2敗に メッツ戦 大谷翔平は2安打
NHK
| Oktober 19, 2024
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ドジャースはこの試合、今シーズンのプレーオフ10試合目で最多の12点を失い敗れました。
ロバーツ監督は序盤から失点を重ねながらもピッチャーを3人しか登板させなかったことについて、今後の戦いを見据えて温存し、いわば“捨て試合”にすることもいとわなかったことを試合後に明かしましたが、その作戦が功を奏すのか、2日後の第6戦が注目されます。
第5戦の試合後、ロバーツ監督の会見では投手起用に関する質問が相次ぎました。
これに対してロバーツ監督は、本調子にほど遠かった先発のフレアティ投手を3回8失点するまで交代しなかったことについて「彼が本調子でないことはわかっていたが、序盤に1対5とリードされた場面でリリーフを使えば、のちのちブルペンに大きな負担がかかるので交代しなかった。まだシリーズは続くことを考慮した」と話し、今後を見据えた続投だったと説明しました。
先発投手陣にけが人が相次いでいるドジャースは、第6戦についてリリーフ投手を小刻みに起用する「ブルペンゲーム」で臨むため、第5戦では、できるだけフレアティ投手に長いイニングを投げてもらい、リリーフ投手を温存したい事情がありました。
結果的にそのプランが崩れたドジャースは、4回からハニウェル投手をロングリリーフとして起用したものの、さらに4点を失いました。
それでも8回2アウトまで投げさせることで、登板させるピッチャーの数を最小限に抑えました。
一方で、これまでドジャースの戦い方の特徴は「一戦必勝の姿勢」。
リーグトップのホームラン数を誇る強力打線があり、第5戦でも一時は6対10と4点差にまで迫っていました。
この試合を“捨て試合”とすることもいとわなかったロバーツ監督の消極的な采配に、これまで見せてきた「ドジャースらしさ」はありませんでした。
一方、1勝3敗で地元・ニューヨークのメディアに「プレーオフの魔法が解けた」とまで書かれていたメッツは、シリーズ4試合で9得点と苦しんでいた打線が、14安打12得点と息を吹き返し崖っぷちで踏みとどまりました。
ロサンゼルスに移動し、20日に行われる第6戦ではドジャースが思惑どおりにリリーフでつないで投手力を発揮し、ワールドシリーズ進出を決めるのか。
それとも勢いを取り戻した「ミラクルメッツ」の打線が牙をむいて対戦成績を3勝3敗に戻すのか。
ロバーツ監督の作戦の答えがわかるのは2日後です。
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