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Media Jepang
大阪地検の元検事正 部下に性的暴行 初公判で起訴内容認める
NHK   | Oktober 25, 2024
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初公判のあと、被害者の女性検察官が大阪市内で記者会見を開き、「被害を受けてからおよそ6年間、ずっと苦しんできた」と心情を明かしました。
会見の中で、女性は「私は現職の検事です」と述べた上で、「被害を受けてからおよそ6年間、ずっと苦しんできました。なぜもっと早く罪を認めてくれなかったのか。認めてくれていたら、もっと早く被害を申告でき、また新しい人生を踏み出すことができました。被告が罪を認めたとしても、私の処罰感情が弱まることはありません」と話しました。
その上で、会見を開いた理由について「私は若い頃、強制わいせつやストーカーの被害に遭ったことがありますが、声を上げても届かないことを身をもって感じてきました。そうした被害者の力になりたいと検事になり、ともに泣き、戦い、寄り添ってきました。今回、私自身の経験を話すことで被害者に寄り添うことができればと思い、会見を開きました」と話しました。
また「会見を開いたのは私自身のためでもあります。法令を順守し、被害者に寄り添い、犯罪者を適正に処罰することを使命とする検察の検事正から被害を受け、すべてを壊されました。女性としての、検事としての尊厳を踏みにじられました」と話しました。
さらに、長い間被害を申告できなかったことについては「検察の組織や職員を人質にして口止めされ、公にしたら死ぬぞと言われ、被害申告ができなかった」とした上で、「口止めされたことを含めて、6年間がぐるぐる回りながら、裁判の冒頭陳述などを聞いていました」と話しました。
このほか、女性は、検察の関係者が内偵捜査中に元検事正側に捜査情報を漏らしたり、検察がその事実を把握しながら関係者を処分せずに放置したりしたほか、女性が虚偽告訴を行ったといううわさを庁内で広められたなどと主張し、「絶望し、休職せざるをえなくなった」と説明しました。
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