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Media Jepang
大谷翔平 MVP受賞 発表前後で何を語った?【一問一答】
NHK   | 8 jam yang lalu
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「サイ・ヤング賞」は大リーグのレギュラーシーズンで最も活躍したピッチャーに贈られる賞で、大リーグ歴代最多の通算511勝をあげた、サイ・ヤングさんをたたえて作られました。
MVPと同じく全米野球記者協会に所属する記者30人の投票で、両リーグで1人ずつが選ばれますが、これまで日本選手で受賞した人は誰もいません。
野茂英雄さんや、松坂大輔さん、ダルビッシュ有投手などトップクラスのピッチャーであっても「サイ・ヤング賞」の高い壁を越えることはできませんでした。
最もサイ・ヤング賞に近づいたのはレンジャーズ時代の2013年とカブス時代の2020年のダルビッシュ投手と、ツインズ時代の2020年の前田健太投手の2人で、ともに投票で2位に入りました。
大谷選手はピッチャーとして自己最高の15勝9敗、防御率2.33の成績を残した2022年、サイ・ヤング賞の投票で4位に入りましたが、このシーズンで18勝4敗、防御率1.75の成績だったアストロズのバーランダー投手に及びませんでした。
大リーグの先発ピッチャーは主に中4日の間隔で登板するため、バッターとしての出場も続けながらこれまで中5日から6日の間隔で登板していた大谷選手は、どうしてもイニング数が少なくなるため奪三振数や勝利数などでトップに立つのは難しくなります。
ただ、大リーグでは防御率や奪三振率など「どれだけ相手のバッターを圧倒したか」という指標が評価される傾向があります。今シーズンの新人王は中4日での登板がなく、規定投球回に届かなかったものの1点台の防御率を残したパドレスのスキーンズ投手が30人中23人から1位票を集めて受賞しました。
大谷選手もこうした数字で相手バッターを圧倒したと評価されれば、サイ・ヤング賞を受賞する可能性は十分あり、2回目の右ひじ手術から復帰する予定の来シーズンで「さらに強くなったパフォーマンス」を出せるかがポイントになります。
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