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参議院 代表質問「年収103万円の壁」見直しめぐり議論
NHK
| Desember 3, 2024
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国会では、参議院でも石破総理大臣の所信表明演説に対する代表質問が始まりました。
「年収103万円の壁」の見直しをめぐり、立憲民主党が年収130万円を超えると保険料負担が生じることにも対応するよう求めたのに対し、石破総理大臣は、労働者が希望に応じて働くことができる制度的な対応を図るため、丁寧に議論を進めると説明しました。
「年収103万円の壁」の見直しをめぐり、立憲民主党が年収130万円を超えると保険料負担が生じることにも対応するよう求めたのに対し、石破総理大臣は、労働者が希望に応じて働くことができる制度的な対応を図るため、丁寧に議論を進めると説明しました。
立民 辻元代表代行「『103万円の壁』の先に『130万円の崖』」
立憲民主党の辻元代表代行は「年収103万円の壁」の見直しをめぐり「引き上げても、その先では『130万円の崖』が待ち受けている。現状では130万円を超えると保険料を支払うことになるものの年金給付が増えるなどのメリットはない。『壁』と『崖』を合わせて解消すべきだ」とただしました。
これに対し石破総理大臣は「いわゆる『130万円の壁』への当面の対応として、被扶養者認定を円滑化するなどの『年収の壁・支援強化パッケージ』の活用に取り組む。その上で、就業調整を行っている労働者が希望に応じて働くことができるよう制度的な対応を図ることも重要で、関係者で丁寧に議論を進め、成案を得るべく努力していく」と述べました。
自民 松山参院幹事長「成長の土台となる稼ぐ力 どう向上させる」
自民党の松山参議院幹事長は「わが国は歴史上まれな大変革の渦の中にある。デジタル化などの革新的技術が社会インフラを生み出し、その国の稼ぐ力を決める時代となる中、この先5年から10年の間に、日本はどのようなかたちの国づくりを進めて、成長の土台となる稼ぐ力を向上させていくつもりなのか」と質問しました。
これに対し石破総理大臣は「最も厳しく複雑な安全保障環境の中、わが国の独立と平和、国民の命と暮らしを守り、極めて深刻な人口減少の中でもデジタルを活用した地域課題の解決、AIなどの戦略分野への投資に官民連携で取り組み、稼ぐ力を向上させていく」と述べました。
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