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国会 会期末迫る 政治資金規正法改正に向け合意点見いだせるか
NHK
| Desember 16, 2024
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今の臨時国会は今週21日の土曜日が会期末となっていて、参議院予算委員会で今年度の補正予算案の審議が行われている一方、衆議院では政治資金規正法の再改正を目指して議論が続いています。
政策活動費の廃止について、自民党はこれまでに、一部の支出先を非公開にできる「公開方法工夫支出」の新設を「検討事項」として先送りする案を立憲民主党に伝えています。
これに対し、立憲民主党の野田代表は15日「『公開方法工夫支出』は第2のブラックボックスになる可能性があり、考え方自体、理解できない。自民党が観念するしかない」と述べました。
また、与党の公明党の西田幹事長も「国民の十分な理解が得られていないのではないか」と指摘し、自民党に対し、野党と合意できる修正を促していると明らかにしました。
このため自民党内からは「公開方法工夫支出」の撤回もやむをえないという意見がある一方、与党として引き続き必要性について理解を求めていくべきだという声も出ています。
自民党は今の国会で政治資金規正法の再改正を図るためにはできるだけ早く関連法案を参議院に送る必要があるとして「公開方法工夫支出」の扱いも含め、調整することにしていて、与野党がどこまで具体的な合意点を見いだせるかが焦点になります。
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