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【詳しく】北九州 中学生2人殺傷 近くに住む43歳の男 逮捕
NHK
| Desember 19, 2024
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今回の事件、警察によりますと、複数の防犯カメラ映像を解析してつなぎ合わせる「リレー方式」で捜査した結果、容疑者の特定に至ったということです。
会見などでの警察の説明によりますと、事件が起きたファストフード店には複数の防犯カメラが設置されていたものの、事件の状況が写っていたのは1台のみで、この1台についても前に並んでいる客の姿が重なるなどして、鮮明には確認できなかったということです。
そこで警察は、現場周辺の店舗や住宅に設置された防犯カメラ100台以上のほか、数十台分のドライブレコーダーの映像の提供を受けて解析し、有力な情報をつなぎあわせる「リレー方式」で捜査を進めました。
その結果、当初の目撃証言では中学生2人を刺した男は徒歩で北の方向に逃げたとみられていましたが、北に走り去る人物の姿が確認できなかった一方、事件の十数分前に黒いワンボックスカーが店の前にある駐車場に入り、事件直後に走り去っていたことがわかったということです。
この車両の動きをたどる捜査をさらに進めたところ、立ち寄り先の防犯カメラの映像で、現場から逃走した男と服装などの特徴が似ている人物が車に1人で乗っているのが確認され、17日、容疑者が浮上したということです。
その後、容疑者の自宅周辺で行動の確認を進め、18日、逮捕状を請求。19日午前、立てこもり事件などを捜査する特殊係の捜査員らおよそ10人が容疑者の自宅を訪れ、呼びかけを行ったものの返答がなかったことから、自宅の2か所から窓ガラスを割って突入し、午前9時59分、容疑者を逮捕しました。
当時、容疑者は1階のリビングでいすに座っていて、抵抗はしなかったということです。
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