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旧ジャニーズ 元所属タレント“米で性被害” 米裁判所に提訴
NHK
| Desember 19, 2024
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アメリカ西部ネバダ州の裁判所に訴えを起こしたのは、旧ジャニーズ事務所に所属していた田中純弥さん(43)と、飯田恭平さん(37)です。
訴状によりますと、田中さんは、当時15歳だった1997年、喜多川氏とともにネバダ州ラスベガスを訪れた際、宿泊先のホテルで性的暴行を受けたとし、また飯田さんについても2002年、14歳のときに、同じホテルで喜多川氏から性的暴行を受けたとしています。
2人は、身体的・精神的な苦痛を受けたなどとして、現地時間の18日、ジャニーズ事務所から社名を変えた「SMILE-UP.」や旧事務所のタレントが所属する「STARTO ENTERTAINMENT」などに対し、合わせて3億ドル、日本円でおよそ460億円余りの賠償を求めています。
今回の訴えについて2人の代理人の弁護士はNHKの取材に対し、「ネバダ州では今回のケースは時効の対象にならないため、訴訟を継続することができる。2人にはアメリカで起きた犯罪と同じ水準の補償を受ける権利がある」としています。
原告のうち、田中さんは「今回の訴訟がいずれ日本の遅れている法制度や人権意識を変えていくきっかけになれれば」とコメントしています。
この問題をめぐっては、被害者への補償交渉を続けている「SMILE-UP.」が12月13日、ホームページ上で、被害の申告があった人のうち、これまでに530人に補償金を支払ったとしています。
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