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兵庫 斎藤知事 百条委で証人尋問 “県の対応は適切だった”
NHK
| Kemarin, 19:38
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兵庫県議会の百条委員会が設置されたきっかけは、県の元幹部が作成した斎藤知事のパワハラの疑いなどを告発する文書です。
元幹部は告発文書をことし3月中旬、報道機関などに送り、4月上旬には県の公益通報制度を利用して内部通報しました。
しかし、元幹部は公益通報の保護対象とされず、停職3か月の懲戒処分になりました。
県議会では「客観的な調査が必要だ」などと意見が出て、6月の定例議会で百条委員会の設置が決まりました。
7月には告発文書を作成した元幹部が証人として出席を求められましたが、その前に亡くなっているのが見つかりました。捜査関係者によりますと、自殺の可能性があるということです。
その後、8月から証人尋問が始まり、斎藤知事や元副知事、そして県職員らが証人として出席しました。
一方、9月には百条委員会の調査が続く中、県議会は「県政に深刻な停滞と混乱をもたらした政治的責任は免れない」として知事の不信任を全会一致で議決しました。
斎藤知事は失職し、11月には知事選挙が行われました。
選挙の告示前にも証人尋問が行われましたが、影響を考慮して斎藤知事の出席は求められず、尋問の内容も選挙後まで公表されませんでした。
また、委員会が行った県庁職員へのアンケートでは、全体のおよそ4割が知事のパワハラの疑いを見聞きしたことがあるなどと回答しています。
証人尋問はこれまで7回行われ、知事や元副知事などのべ31人が出席しました。
斎藤知事は2回出席し、パワハラや贈答品の受け取りがあったのか質疑が行われました。
今回は再選後初めてで、9月6日以来、3回目の出席となります。
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