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中国 チベット自治区の地震 死者126人 けが188人 捜索続く
NHK
| 5 jam yang lalu
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7日、中国内陸部のチベット自治区で起きた地震について、専門家は「震源の周辺にあたるチベット高原の南部は多数の活断層があり、今回もそのうちの1つが動いたのではないか」と指摘しています。
活断層に詳しい同志社大学の堤浩之教授によりますと、今回の地震が起きたチベット高原の南部は「ユーラシアプレート」に向かって南側から「インドプレート」が衝突しているためヒマラヤ山脈が形成されている場所で、東西1000キロほどにわたって多数の活断層が確認されているということです。
堤教授は、今回の地震もそうした活断層の1つが動いて起きたとみていて、震源が10キロほどと浅く人が住む地域の直下で起きたため、局所的には非常に強い揺れが生まれて大きな被害につながったのではないかと指摘しています。
一方、2015年に4月に隣国のネパールで発生したマグニチュード7.8の大地震とは地震のメカニズムが異なっていることなどから、直接的には関係がないとしています。
堤教授は「今後もマグニチュードが1桁ほど小さい余震は起こりうるので活動には十分注意する必要がある。また、周辺にある同じような活断層の動きにも注意が必要だ」と話しています。
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