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シリア 独裁政権崩壊1か月 暫定政権 難しいかじ取り求められる
NHK
| 16 jam yang lalu
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シリアでは先月8日、半世紀以上続いた独裁的なアサド政権が崩壊し、「シリア解放機構」が率いる暫定政権は国民の融和を掲げて、新たな国づくりを進めています。
政権崩壊から1か月となる中、暫定政権のシェイバニ外相は、SNSに「シリアの領土が一体となり、難民や避難民がそれぞれの町に戻るまでは、私たちの喜びは完全なものにはならない」と投稿しました。
国連の推計によりますと、政権崩壊後、11万5000人以上がシリアに帰還したものの、まだ多くのシリア人が国外にいることから、暫定政権としては、人々に帰還を改めて促すねらいがあるものとみられます。
一方、現地の情報を集めているシリア人権監視団は7日、中部ホムスのアサド政権を支えたイスラム教の少数派アラウィ派が多く暮らす地区で、墓が破壊されたと伝えました。
ホムスでは、元兵士など950人以上がここ数日で拘束されたと伝えられ、緊張の高まりが懸念されています。
さらに政権崩壊以降、イスラエル軍がシリアとの緩衝地帯に部隊の駐留を続けていますが、シリア人権監視団によりますと、緩衝地帯に近いシリア南部の複数の集落にイスラエル軍が侵入し、武器庫を破壊するなどしたということです。
暫定政権としては、国民の融和も図りながら、不安定な状態が続く国内をどうまとめ上げていくのか難しいかじ取りを求められています。
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