Media Jepang
高齢化 “2025年問題” 在宅医療や救急搬送の体制構築が課題に
NHK
| 18 jam yang lalu
3 0 0
0
都市部などで在宅医療を手がける医師の中には、このままでは患者の需要の高まりに医療体制が追いつかなくなるという危機感を訴える人もいます。
東京・品川区で在宅医療クリニックを営む田代和馬院長(35)は、高齢化が進む中、自宅で暮らす患者を診る「在宅医」のニーズが高まると考え、およそ6年前に開業しました。
担当するエリアは品川区や大田区で、開業当初は1日10人ほどだった患者が、現在は1日100人と、およそ10倍に増えています。
今も高齢者を中心に新規の相談や紹介が相次いでいて、1人暮らしで身寄りが無い人など、社会的な課題を抱える患者の対応も増えているといいます。
去年12月に取材した時には、肝疾患や認知症のある75歳の1人暮らしの男性の自宅を訪れていました。
男性は、先月の中旬に家の中で倒れて一度救急搬送されたものの、その後は自宅で療養をすることになりました。
田代院長は診察を行うとともに、宅配された弁当をきちんと食べているかなども確認しているほか、自宅に介護ベッドを設置するための手配をケアマネージャーと協力して行いました。
クリニックでは現在、24時間365日、患者のもとに駆けつける体制をとっていますが、負担のかかる在宅医療の担い手を確保していくのは簡単では無いといいます。
医師の新規採用にも乗り出していますが、ぎりぎりの状況が続いていて、このままでは都市部でも在宅医療を受けられない患者が出てくるおそれがあると危機感を募らせています。
また、田代院長は宮崎市でも在宅医療に携わっていて、担い手不足は人口減少が進む地方でも深刻化しているといいます。
komentar
Jadi yg pertama suka