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大学入学共通テスト2日目 開始繰り下げも大きな混乱なく終了
NHK
| 4 jam yang lalu
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大学入学共通テストについて独自に分析を進めている大手予備校は、新しい学習指導要領を意識した問題も出題されたと分析しています。
共通テストを独自に分析している大手予備校の「河合塾」では、ことしのテストについて「複数の資料や図表から情報を読み取って答えを導くことや、日常生活における場面設定から問題が出されたり、生徒の探究活動をベースにして出題がなされたりと、思考力が要求される内容だった」と分析しています。
また、科目の再編があった「歴史総合、日本史探究」では、すべての問題が生徒の探究活動を想定した問題になっていたことや、「歴史総合、世界史探究」でも多くが探究活動の場面を想定した問題だったとして、「新しい学習指導要領に沿った授業を意識した出題といえるのではないか」と分析しています。
このほか、今回から新たに加わった「情報」については、大学入試センターが公開している試作問題から、情報リテラシーやプログラミング、データの活用について出題されると予想しています。
試作問題では、トイレの混雑度を示すランプの構造について出題されたことから、「実社会でよく使っているものについて、具体的にどうプログラミングされているのかを知識と結びつける素質や数学的なセンスが必要になる」と分析しています。
河合塾教育研究開発本部の近藤治主席研究員は、「以前の大学入試センター試験では知識の定着度を測っていたとすれば、知識をどう活用できるかといった思考力が要求される傾向が続いている。来年も思考力や判断力を測る問題に近づくことが予想される」と話していました。
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