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ハマス 人質のイスラエル人女性3人解放 停戦の着実履行 焦点に
NHK
| 8 jam yang lalu
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2023年10月からガザ地区で戦闘を続けるイスラエルとハマスは合意に基づき、19日午前、日本時間の19日午後から6週間の停戦期間に入りました。
ハマスによる解放する人質の名簿の提出が遅れたことで停戦合意の発効は当初の予定より3時間近く遅れ、その間に行われたイスラエル軍の攻撃でガザ地区の当局は19人が死亡したとしています。
停戦期間中にハマスに拘束されているおよそ100人の人質のうち、33人が解放されることになっていて、イスラエル軍は、日本時間の20日午前0時すぎ、イスラエル人3人が赤十字国際委員会に引き渡されたと発表し、今回の合意に基づき初めて人質が解放されました。
イスラエル政府によりますと、解放された3人は、24歳から31歳のいずれも女性でガザ地区内でイスラエル軍に引き渡され、その後、イスラエル側に移動したということです。
ロイター通信は、イスラエル当局者の話として、3人の健康状態は良好だと伝えています。
イスラエル軍はこのあと、人質が毎週数人ずつ順次解放されるとしていて、双方の合意では、イスラエル側は刑務所などに収容しているパレスチナ人を釈放し、ガザ地区の人口密集地域から軍が撤退することになっています。
また、6週間の停戦期間中に双方が協議を続け、次の第2段階や第3段階で恒久的な停戦や復興などを目指すとしています。
双方が2023年11月下旬から7日間にわたって戦闘を休止した際は、人質105人が解放され、パレスチナ人240人が釈放されましたが、イスラエル軍はハマスが合意を破ったなどとして軍事作戦を再開し、1年3か月以上にわたる戦闘でガザ地区の死者は4万6913人にのぼっています。
今回も双方の不信感が浮き彫りとなっていて、戦闘の終結に向け、停戦合意が着実に履行されるかが当面の焦点です。
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