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聴覚障害女児 事故死で「逸失利益」健常者と同様に算定と判断
NHK
| 7 jam yang lalu
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井出安優香さんは、生まれた時から聴覚障害があり、事故にあったのは、聴覚支援学校からの下校途中でした。
安優香さんは、学校の宿題などに加え、毎日欠かさず自主的に勉強していて、亡くなる前日も、算数のプリントに取り組んでいました。
知らない人とも積極的に交流を図るなど、明るく社交的な性格で、手話だけでなく、補聴器を使って会話によるコミュニケーションもできていたということです。
判決を前にした1月14日、安優香さんの両親は、大阪聴力障害者協会とともに、差別のない公正な判決を求めて、全国から集まったおよそ1万8000人分の署名を大阪高等裁判所に提出しました。
大阪高裁に提出した署名の数は、これまでに合わせて2万8000人分を超えています。
父親の努さんは「娘には全く落ち度はありませんでした。それなのに、娘の将来を否定するようなことを言われ、娘を亡くしたうえに、さらに傷つけられる二次被害を受けてきました。私は逸失利益が100%と判断されるのが当然だと思っています」と話していました。
また、母親のさつ美さんは「障害があってもなくても、わずか11歳の子どもの将来の可能性は同じだと思います。娘のそれまでの努力を見て、将来を信じていたし、楽しみでした。それを奪っておいて、障害者だから逸失利益が100%認められないという主張はおかしいと思います」と話していました。
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