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Maksimal 1 tahun yang lalu
Media Jepang
日銀 追加利上げ 政策金利0.5%程度に引き上げ 植田総裁が会見
NHK   | 6 jam yang lalu
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Q.なぜこのタイミング?
A.今なお物価上昇が続いていることが大きい。
けさ発表された消費者物価指数は(生鮮除く)3%。
ガソリン、コメの価格も上がっています。
去年7月に物価上昇を抑えるために利上げをしたが、今なお、物価上昇が続いているので、さらなる利上げに踏み切った形です。
実は日銀は去年12月にも利上げのタイミングをうかがっていました。
ただ利上げは物価の急上昇を抑える反面、金利負担=利払い費が増えることにもなります。
経済情勢が芳しくない中での利上げは景気、特に消費の腰を折ってしまいかねない。
だから賃上げの動きが確かなのかどうか、さらにはトランプ大統領の政策で経済情勢が影響を受けないか、慎重に確かめようとこの時期まで見極めたのだと思います。
Q.金融市場や暮らしへの影響は?
A.金融市場で影響が大きいのは為替。
いままで円安が続いていたが、日本でも徐々に金利が上がってくるという見方から今後は円は買われやすく円高が進む可能性があります。
実際、1ドル=155円に。
円安のときは輸入品の価格が高くなったと感じる方も多かったと思うが円高になれば、そうした傾向はいくぶんおさまるとみられます。
ただ、輸出企業にとっては円高によって業績が押し下げられるリスクもあります。
一方、暮らしへの影響はプラスとマイナスの両面がある。
資産を運用するという面では金利のある世界は追い風になります。
預金の利息は増えるし、個人向け国債、個人年金の利回りは過去の利上げでよくなり、今回の利上げによってさらに上向く可能性があります。
しかし、お金を借りている場合は、金利の負担は増えることになる。
個人も企業もそうです。
食費、光熱費、家賃、企業だと原材料コスト、いろんなモノが上昇する中での金利上昇となる。
それだけに、負担感を打ち消すだけの収入=つまり賃金が持続的に上がるかどうか、また上がったコストを価格にちゃんと転嫁して、それがちゃんと売れるか。
今回の利上げが正しかったかどうかは消費をはじめ経済情勢を見ていく必要がある。
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