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Media Jepang
死亡した桐島聡容疑者“最後の供述“判明 爆破事件へ関与語る
NHK   | Januari 24, 2025
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桐島聡容疑者(70)は、8人が死亡、380人が重軽傷を負った三菱重工ビル爆破事件など、1970年代に連続企業爆破事件を起こした「東アジア反日武装戦線」のメンバーで、一連の事件のうち、東京・銀座にあった研究所の爆破に関わったとして49年間、指名手配されていました。
2024年1月25日、神奈川県内の病院で本名を名乗り出て、4日後に死亡し、その後、一連の爆破事件のうち5つに関わったとして警視庁から書類送検されました。
桐島容疑者は胃がんの末期の状態で、警視庁による事情聴取は病院で行われましたが、この際、「建設会社の間組を狙った爆破事件で、建物の近くまで爆弾を運んで置いた」などと、事件への具体的な関与を語っていたことが、関係者への取材でわかりました。
聴取は短時間しか行えず、動機などを語ることはなかったということですが、事件に関する最後の供述の内容が明らかになるのは初めてです。
また、2023年の夏ごろ、神奈川県内の同じ病院を受診し、胃がんの診断を受けたものの、治療を拒否していたことも新たにわかりました。
この時も「内田洋」という偽名を名乗っていたということです。
連続企業爆破事件では、実行グループ、「東アジア反日武装戦線」のメンバー2人が死刑判決を受けました。
また起訴された8人のうち、その後、超法規的措置によって釈放された大道寺あや子容疑者と、佐々木規夫容疑者の2人が現在も国際手配されています。
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