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フジテレビ10時間超会見 フジ社外取締役「ここからが始まり」
NHK
| Kemarin, 11:49
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フジテレビは27日、臨時の取締役会を開き、港浩一社長と嘉納修治会長が一連の対応をめぐる責任をとって辞任しました。
その後、オープンな形で記者会見が開かれましたが、28日未明まで続いた会見は10時間を超える異例の長時間にわたりました。
これについて、フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングスの社外取締役を務めている文化放送の齋藤社長はけさ記者団に対し、「会長と社長が辞任し、きのう、会見をしたから終わりではなくここからが始まりだと認識している」と述べました。
そのうえでフジテレビと親会社の社外取締役を務める7人が27日、両社に連名で意見書を提出し、ガナバンスの立て直しや信頼回復に努めるよう要望したことを明らかにしました。
具体的には▼取締役会を定例の会合だけでなく随時実施することや▼取締役会のもとに経営刷新に向けた委員会を設け、第三者委員会が報告書を提出するとしている3月末を待たずに会社の改革を発信するよう求めたということで30日の両社の取締役会で議論するという見通しを示しました。
また、27日の取締役会で日枝久取締役相談役の進退を問う意見はなかったのかと問われたのに対し「日枝相談役は直接関与していないという説明があったが、それに関して具体的な言及はなかった。今ピンチであるフジテレビの再生のために汗をかいていただきたい。その選択肢がご自身の進退であれば、ご自身で判断されることかと思っている」と述べました。
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