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「飯塚事件」検察の証拠リスト 裁判官のみで行う審理で提示へ
NHK
| 17 jam yang lalu
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1992年、飯塚市で小学1年生の女の子2人が登校途中に連れ去られ、遺体で見つかったいわゆる「飯塚事件」では、殺人などの罪に問われた久間三千年 元死刑囚(執行時70歳)の死刑が2006年に確定し、その2年後に執行されました。
元死刑囚は一貫して無罪を主張し、家族が行った2回目の再審請求で、福岡地方裁判所は去年、再審を認めない決定を出し、弁護団が即時抗告しています。
これまでの協議で、福岡高等裁判所は、弁護団が開示を求めている証拠のリストについて、検察に開示するよう勧告しましたが、検察は必要性がないなどとして、応じない意向を示していました。
弁護団によりますと、30日開かれた協議で裁判所は、裁判官のみで内容を確認する「インカメラ」と呼ばれる審理でリストを示すよう検察に勧告しました。
これについて福岡高等検察庁は、「勧告に応じる」と回答したことを明らかにしました。
弁護団によりますと、検察は2月13日までにリストを提示する見通しで、今後、裁判所が弁護団に開示する必要性があるか判断することになります。
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