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中谷防衛相 米国防長官と初の電話会談 日米同盟強化の方針確認
NHK
| 7 jam yang lalu
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中谷防衛大臣は31日午前7時ごろから、アメリカのトランプ新政権で就任したヘグセス国防長官と、およそ40分間、電話で初めて会談しました。
冒頭、中谷大臣は、首都ワシントン近郊で旅客機とアメリカ軍のヘリコプターが衝突して墜落した事故について哀悼の意を伝えました。
そのうえで両閣僚は、中国やロシアが軍事活動を活発化させるなど、インド太平洋地域の安全保障環境が厳しさを増す中、トランプ新政権のもとでも日米同盟の抑止力と対処力を一層強化していく方針を確認しました。
そして、自衛隊とアメリカ軍の間で指揮・統制の枠組みを向上させるとともに、共同訓練の実施などを通じて日本の南西地域における両国の存在感を高めていくことで一致しました。
さらに、沖縄県の尖閣諸島にアメリカの防衛義務を定めた日米安全保障条約の第5条が適用されることを確認したほか、中谷大臣のアメリカ訪問も含め、早期の対面での会談に向けて調整を進めていくことになりました。
また、中谷大臣は、中国を念頭に、力による一方的な現状変更の試みは許されないとして、日米両国や同志国が緊密に連携していく必要性を伝えるとともに、防衛力の抜本的強化に向けた日本の取り組みを説明しました。
このあと中谷大臣は記者団に対し「日米同盟の強化は石破政権における外交安全保障面の最重要政策であり、最優先事項だ。お互いに最も信頼する相手として、緊密に意思疎通を図っていきたい」と述べました。
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