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相次ぐオンラインカジノ問題 狙われる日本 依存の実態と対策
NHK
| Februari 23, 2025
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Q.依存症になった場合にはどんな治療が必要？
A.病院を初めて受診する段階では、うつ病を併発して、死にたいと考えたり、目の前のことをしっかり考えることができずにうつ状態になったりしている人が非常に多いです。
例えば、ギャンブルをしないと約束したのに、懲りずにしてしまって自分に対して絶望したり、毎日何十回と借金の督促を受けたりして、命の危険がある場合には、入院を勧めています。
まずは、オンラインカジノや、それによって生じた借金の問題から離れることがどうしても必要になります。
自分で距離を置くことができる場合には、外来の診察でもいいですが、できない場合には入院してもらい、携帯電話を一定期間預かる対応を取るなどして理性を取り戻してから治療の次の段階に入っていきます。
第2段階では、同じような経験をした仲間と話をして、ギャンブルをしない生活を手に入れることを目指します。
依存症の人たちには、依存してしまう理由があります。その理由が何なのかを理解して、見つめ直していくと依存しているギャンブルが必要がなくなるのです。
同じような経験をした仲間に自分の話をして無条件で受け入れてもらったり、話を聞いたりすることを繰り返すことで、物事を考える視野を取り戻してどうするとギャンブルにつながりやすいのか、自分の行動をどう変えるとギャンブルから遠ざかることができるのか、理論的に学んでもらいます。
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