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北海道沖 千島海溝 巨大地震起こしうる程度までひずみ蓄積か
NHK
| 16 jam yang lalu
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海側のプレートが沈み込み始めている「海溝軸」を挟むようにGPSの観測点を設置し、2019年から5年間にわたって調査しました。
もし、海側のプレートの観測点が移動している距離に比べ、海溝軸に近い、陸側のプレートの観測点があまり移動しない場合、プレート境界はあまりくっついておらず、ひずみがたまりにくいということになります。
一方、海溝軸に近い陸側のプレートの観測点が海側のプレートの観測点と同じように移動した場合、陸側と海側のプレートの境目はしっかりとくっつき、ひずみをためていると考えられるのです。
今回の観測の結果、海側のプレートに設置した観測点で年間でおよそ8センチ陸側へ移動していた一方、陸側のプレートで「海溝軸」に近い場所設置した観測点も同様に年間およそ8センチ、移動していました。
つまり、「海溝軸」付近でプレートどうしがしっかりとくっついている「固着域」があり、「ひずみ」をためていることが直接、確認できたのです。
千島海溝では津波堆積物の調査などから17世紀に巨大地震が起きて大津波が押し寄せたと考えられています。
この時、プレート境界がずれ動いた量は25メートル程度だったと考えられていますが、もし、およそ400年にわたって年間8センチ程度の固着が続いていると仮定した場合、すでに、同規模のずれを引き起こしうるところまでひずみをためている可能性があると、研究グループは分析しています。
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