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大船渡の山林火災 雨降るも “鎮火宣言まだ時間かかる見通し”
NHK
| 5 jam yang lalu
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岩手県大船渡市の山林火災では多くの住宅などが被害を受けましたが、周辺の建物が全焼しながらも被害を免れた牛を飼育する、ある牛舎がありました。
畜産農家の男性は「生き残った牛は希望です。火災の被害にめげず仕事を続けていきたい」と話しています。
大船渡市赤崎町合足地区の肉牛の繁殖農家、古内嘉博さん(69)は、30年以上、黒毛和牛を育てています。
しかし、先月26日、山林火災で避難指示が出て、飼育してきた母牛や子牛、合わせて5頭を残したまま妻と避難せざるをえませんでした。
この地区は大きな被害を受け、古内さんが避難指示が解除されたあと12日ぶりに戻ると、物置など6棟が全焼していましたが、牛舎は被害を免れていました。
飼育していた牛も全頭が生き残っていました。
牛舎に隣接する自宅の植え込みは焦げていて、牛舎にも火が迫ったようでしたが、地元の消防団が延焼を食い止めたということです。
古内さんは「牛が被害にあっていたら仕事を続けるのは諦めたと思います。消防の人には頭を何回下げても足りないぐらい感謝しています」と話していました。
避難指示が出ていた間、母牛の1頭が餌が十分でないまま、子牛に乳を飲ませていたとみられ、一時、立ち上がれないほど弱っていたということです。
今は体力を取り戻しつつあるということです。
古内さんは「生き残った牛たちは家族のような存在であり、希望です。火災の被害にめげず仕事を続けていきたい」と話していました。
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