Media Jepang
高校野球 センバツ 聖光学院が常葉大菊川に延長でサヨナラ勝ち
NHK
| 19 jam yang lalu
9 0 0
0
延長タイブレーク、12回までもつれた試合を制した聖光学院。
斎藤智也監督が勝因に挙げたのは、甲子園で勝利を積み重ねてきた自分たちの野球を信じ、貫き通したことでした。
聖光学院は、伝統的に送りバントや盗塁など小技を駆使して得点を重ねるスタイルで、大柄な選手の少ない今のチームでも、去年秋の公式戦10試合で、29個のバントを決めるなど、その戦い方は受け継がれています。
22日の試合は、相手ピッチャーの緩急を巧みに使ったピッチングに苦しむ中、1アウトからでも出したランナーを、バントで送ることを試みるなど、培ってきた野球に徹底したこだわりを見せました。
そして、それはノーアウト一塁・二塁ではじまる、タイブレークに入ってからも変わりませんでした。
2点をリードされた10回ウラの攻撃では、先頭の仁平大智選手が、しっかり送りバントを決めて二塁三塁とし、相手のボークとタイムリーヒットで同点に追いつきました。
さらに同点の12回には、先頭バッターの管野蓮投手が、相手がバントと決めつけた極端なシフトを敷いてきたのに対し、その動きを見て、バスターで空いたスペースを抜けるヒットを打ってチャンスを広げ、サヨナラ勝ちにつなげました。
相手に対してバントを多用するスタイルを印象づけていたからこそ生まれたプレーでした。
一方の常葉大菊川は、タイブレークに入ってから、いずれも送りバントをせず、10回から12回まで、いずれも先頭バッターがランナーを進められず思うような攻撃ができませんでした。
試合後、斎藤監督は、勝敗を分けたポイントについて聞かれると、「相手が攻撃的に来たのに対して、うちはバントにこだわった。そこだけの差だったと思う。確実にランナーを送って2点を取れる形を作る。強行に出てヒットエンドランをかけるといった浮気をせず、バントにこだわるうちの野球を忠実にやってよかったと、つくづく思う」と振り返りました。
これで聖光学院は、2001年に夏の大会に初出場してから、春夏合わせて、甲子園通算30勝。
そのすべてで指揮をとってきた斎藤監督のこだわりが、チームに節目の1勝をもたらしました。
komentar
Jadi yg pertama suka