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愛媛 山林火災 避難指示拡大 今治市ほぼ全域で停電のおそれも
NHK
| Kemarin, 19:40
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現地で対応にあたっている消防の幹部が24日夜、NHKのインタビューに応じ、「鎮圧や延焼の阻止の発表にはもう数日かかる」という見通しを示しました。
今治市長沢にある道の駅には、消防や消防団の指揮本部が設置されています。
ここで指揮をとる今治市中央消防署の都築高行消防司令は、県内で過去最大規模の山林火災となっている理由について、空気の乾燥と比較的強い風が吹いていることに加え、斜面が多い山林で複数の場所から火の手があがっているため消防隊員が簡単に近づけず、消火活動が難航していることをあげました。
そのうえで「現時点では鎮圧や延焼の阻止を発表できる状態になく、もう数日は必要になる」という見通しを示しました。
また、今後の活動方針については愛媛県と徳島県の消防防災ヘリに加え、25日からは自衛隊のヘリコプターを1機増やして上空からの消火活動を強化するということです。
さらに、24日夜、今治市から県を通じて県内8つの消防本部に応援要請を行い、25日からは消防隊員あわせて58人とポンプ車やタンク車など16台が現地に入り、消防力を強化して対応にあたっているということです。
都築消防司令は「消防として隊員の安全管理をしつつ、住宅など市民の財産に影響が出ないよう活動をしていきたい。できる限り早く鎮圧や鎮火をお知らせし、市民の皆さんに安心していただけるよう努力していきたい」と話していました。
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