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旧日立造船子会社 データ改ざん “トップ黙認 不正常態化”
NHK
| Maret 26, 2025
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カナデビアに社名変更した旧日立造船の子会社、日立造船マリンエンジンとアイメックスの2社は、去年7月、船舶用エンジンで燃費性能の測定データを改ざんしていたことが明らかになり、あわせて1375台の船舶用エンジンで、窒素酸化物の放出量のデータをめぐり改ざんが行われたことが分かっています。
これについて会社は25日、外部の弁護士などによる特別調査委員会の調査内容を踏まえた新たな調査報告書と再発防止策を公表しました。
それによりますと、窒素酸化物に関するデータの改ざんについては、外部の審査機関から認証を得るために、上司からの指示で担当者が改ざんを行い、環境規制が厳しくなる中、常態化していたとしています。
また、燃費性能の不正に関しては遅くとも1980年代から行われ、2012年には会社のコンプライアンス担当部署への内部通報があったものの、不正行為が是正されることはなかったということです。
さらに経営トップも2015年には不正を認識していたものの、改ざんは黙認され、「不正の常態化」を決定づけたとしました。
これを受けて会社では、再発防止策としてデータの計測や記録の自動化に取り組むとともに、経営トップも含め組織風土や人事制度の改革に取り組むことを明らかにしました。
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