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“値上げの春” 食品は4000品目超 住宅ローン金利も引き上げ
NHK
| Maret 31, 2025
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卵の価格上昇は、毎日、多くの卵を使う香川県のソウルフード「さぬきうどん」を提供するうどん店の経営にも影響を与えています。
高松市のうどん店では、ゆでたてのうどんに生卵をからめてだし汁で食べる「釜玉うどん」と、ゆで卵に衣を付けて揚げた天ぷらが人気です。
店によりますと、高松市内にある6つの店舗では、1日あたり合わせて200個余りの卵を使うということですが、ことし3月の仕入れ価格は10キロあたり3430円と、去年の同じ時期と比べておよそ1.5倍に上昇しているということです。
仕入れ価格を抑えるため、卵のサイズを小さくすることも検討しましたが、うどんと生卵がバランスよく絡み合い、おいしく食べられるのが「L」サイズのため、サイズ変更はできないといいます。
厳しい状況に追い打ちをかけているのがコメの価格高騰です。
このうどん店ではサイドメニューとして「おにぎり」や「いなり」を提供していて、1か月に仕入れるコメの量は、6つの店舗合わせておよそ400キロに上ります。
仕入れのたびに価格は上がり、いまでは10キロあたり5200円と、去年の同じ時期と比べて1700円も高くなっているということです。
ただ、去年11月、光熱費の高騰に伴い、すべてのうどんの価格を一律50円値上げしたため、再び値上げはできないといいます。
このため、こまめに電気やガスを消したり、油などをまとめて購入したりして経費を抑える工夫をしているものの、限界はあるといいます。
うどん店を経営する坂枝繁社長は「卵とコメの仕入れ価格が高くなっていて、さぬきうどん店としてはダブルパンチだ。安くてうまいさぬきうどんは香川県の文化でもあるので、厳しい状況だが頑張るしかない」と話していました。
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