Media Jepang
長距離移動が負担に “地域の実情に合った報酬体系を”
NHK
| April 8, 2025
25 0 0
0
山間部で利用者の家が点在しているため、移動距離が1人100キロを超えることもあり、1日に訪問できるのは事業所全体で最大15件程度です。
この日は、20キロ以上離れた地域に暮らす84歳の女性の自宅をホームヘルパーが車でおよそ30分かけて訪問しました。
女性は脳梗塞で足に後遺症があり、ホームヘルパーから入浴の介助を週2回受けています。
女性は高齢の夫とふたり暮らしで、長年住み慣れたこの地域で暮らし続けるためには「サービスがないと困る」と話していました。
移動にかかる時間やガソリン代などのコストは訪問介護の報酬などの収入でまかなっているため、移動している途中に突然キャンセルの連絡が入ると報酬はゼロで事業者側の負担になります。
昨年度のガソリン代は2月まででおよそ70万円で、利用者数は減少する一方で移動距離は変わらないため移動の負担は年々増えていると言います。
昨年度の国の報酬改定で訪問介護の基本報酬が引き下がったことも影響して、2月末時点まででこの事業所の訪問介護事業は年間25万円の赤字になっています。
担い手不足も深刻で、事業所では職員4人とパート従業員4人が働いていますが平均年齢は56歳。
募集をかけても応募がなくサービスを維持するには厳しい現状だといいます。
komentar
Jadi yg pertama suka