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“中国の孤立化がねらい” 米元商務長官 相互関税の一時停止で
NHK
| April 10, 2025
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ロス氏はトランプ政権の1期目で商務長官を務め、現在トランプ大統領の上級顧問を務めるナバロ氏などとともに関税政策を推進した中心人物の1人として知られます。
9日、NHKのインタビューに応じたロス氏は、相互関税をめぐる今回の発表について「トランプ大統領が世界に対して送りたかったメッセージは関税は懲罰を意図したものではなく、貿易赤字を減らすことにねらいがあり、協力する国については今後、とてもよく扱うということだ」と説明しました。
また、中国への相互関税を引き上げ、日本などに対しては、措置を90日間、停止するとして明確に差をつけたことについて「トランプ大統領は中国を孤立化させるためのプロセスにある。中国は交渉において、最も困難な立場に置かれることになる」と述べ、中国への圧力を強化し、譲歩を引き出すねらいがあるとの見方を示しました。
そして中国を孤立化させるうえで日本について「いちばん重要か、それに近い位置づけだ」との認識を示し、「日本はいち早くやって来て、誠意を持って交渉にあたると述べた。このことが日本の立ち位置を良くしたし、トランプ大統領は非常に感謝している」と指摘しました。
そのうえで日本企業に及ぼす影響について「もし私が日本企業の立場にいれば、ほっとするだろう。なぜなら、日本は明確に、好ましい国だと位置づけられたからだ」と指摘する一方で、トランプ大統領が日本に要求するとみられることについては「日本企業がアメリカ国内でいっそうモノを作ることを望むことは間違いない。アメリカ製品を日本に輸出するにあたっては関税障壁や非関税障壁による制限が存在するので、これらを減らすことも助けになる」と述べました。
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