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イスラエル空軍の予備役グループ 停戦合意訴える書簡公表
NHK
| April 10, 2025
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書簡を公表したのはイスラエル空軍の予備役、およそ1000人のグループで10日、イスラエルの複数の新聞に掲載されました。
書簡では「戦闘の継続は宣言された戦争の目的の達成ではなく、人質や兵士、それに罪のない民間人の死をもたらす」として、ガザ地区での戦闘を停止し、人質の安全な解放を最優先にすべきだと訴えています。
そのうえで「過去に証明されているように、人質の安全な帰還は合意によってのみ実現する」と強調し、イスラエル国民に対して戦闘の終結と人質の解放を実現するための行動を起こすよう求めています。
書簡ではさらに、ガザ地区での戦闘は「国家の安全保障よりも政治的、個人的な利益のために行われている」などと指摘しています。
人質解放と停戦をめぐる協議が行き詰まる中、ネタニヤフ首相はあくまでハマスの壊滅を目指し、軍事作戦を続ける構えを崩していませんが、こうしたネタニヤフ首相の姿勢に対し、イスラエルでは連日のように抗議デモも行われていて、書簡は波紋を呼びそうです。
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