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【随時更新】熊本地震 最初の震度7から9年 “少しずつ前を”
NHK
| Kemarin, 16:21
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9年前に発生した一連の熊本地震のうち、最初の震度7の揺れで熊本県益城町の自宅が倒壊し母親を亡くした娘が自宅の跡地を訪れ、祈りをささげました。
益城町馬水の宮守陽子さん（当時55）は、震度7の揺れで自宅が倒壊し、亡くなりました。
命日の14日、宮守さんの娘2人と孫が今はさら地になっている自宅の跡地を訪れ、親族がつくった手作りの祭壇に手を合わせて静かに祈りをささげました。
祭壇には、親族や近所の人たちから寄せられた花が供えられていました。
長女の史華さん（32）は「去年、娘が生まれ、『今とても幸せだよ』と報告しました。自分が母親になり、お母さんが愛情を注いで育ててくれたことがわかりました。お母さんは明るくポジティブだったので、生きていくうえで目標です。はじめは前を向くことができず、日常をこなしていく感じでしたが、少しずつ前を向いています」と話していました。
2歳の息子と訪れた次女の夏生さん（29）は「『ことしも息子を連れてきたよ』と伝えました。9年は長いようであっという間でした。この場所は両親と暮らした思い出の場所なので、大切に残していつかは戻ってきたい」と話していました。
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