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警視庁公安部 捜査員を他セクションに派遣へ 捜査力向上ねらう
NHK
| April 14, 2025
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警視庁公安部は2020年、軍事転用が可能な精密機器を不正に輸出したとして横浜市の化学機械メーカー「大川原化工機」の社長ら3人を逮捕しましたが、起訴後の検察の再捜査で機器が規制の対象にあたらない可能性があることがわかり、初公判の直前になって起訴が取り消されました。
このえん罪事件では、公安警察の情報や証拠収集、立件に向けた判断のあり方などが問われることになりました。
こうした中、警視庁が、公安部の若手捜査員を刑事部など他セクションの業務に従事させ、捜査経験を積ませる新たな取り組みを今月から始めることが、捜査幹部などへの取材でわかりました。
公安部では、逮捕や起訴に至る事件の数が限られているため、捜査経験を積みにくいことが課題になっていて、殺人事件や経済事件など他セクションで「場数」を踏ませることで、捜査力向上につなげるねらいがあるということです。
今年度は警部補以下数人の若手を「併任」の形で他セクションに派遣することにしています。
このほか、従来は情報収集が中心だった警察署の公安係についても、容疑者の取り調べや防犯カメラの分析など本部事件の捜査の実務に加わらせることで、育成につなげる取り組みも始めているということです。
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