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欧州中央銀行 0.25％利下げ決定 6会合連続 経済下支えねらいも
NHK
| April 17, 2025
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ヨーロッパ中央銀行は17日、金融政策を決める理事会を開き、去年9月から6会合連続となる金利の引き下げを決めました。
政策金利の中でも重視する金融機関から資金を預かる際の金利は0.25％引き下げられ、2.25％となります。
ユーロ圏の先月の消費者物価指数は、去年の同じ月より2.2％の上昇と伸び率が2か月連続で鈍化し、声明では「インフレ率の低下は順調に進んでいる」としています。
一方、経済の先行きについては「貿易摩擦の激化で成長見通しは悪化している」と指摘しています。
利下げ決定の背景には、トランプ政権による関税措置で景気の減速が懸念されるなかで、経済を下支えするねらいもあるものとみられます。
ラガルド総裁は、会合のあとの記者会見で「世界的な貿易摩擦の激化と不確実性は輸出を抑制し、ユーロ圏の成長率を低下させ、投資と消費の足かせとなる可能性がある」と述べ、トランプ関税とその報復関税による貿易摩擦に懸念を示しました。
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