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プーチン大統領 停戦宣言 ゼレンスキー大統領は攻撃継続の認識
NHK
| April 20, 2025
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ロシアのプーチン大統領は19日、20日のキリスト教の復活祭にあわせてすべての敵対行為を停止するようロシア軍に命じたとして、一方的に停戦を宣言しました。
停戦の期間は、19日午後6時から21日午前0時までの30時間で、日本時間の21日午前6時までとなります。
これに対しウクライナのゼレンスキー大統領は20日、SNSへの投稿で「ロシア軍は停戦を実施している印象を作り出そうとしているが、一部の地域では前進し、ウクライナに損害を与える試みが続いている」として、ロシアは停戦を実行していないという認識を示すとともに、東部ドネツク州などで砲撃や襲撃があったことを明らかにしました。
その上でロシア側に対し、復活祭のあと停戦を30日間延長するというウクライナ側の提案を受け入れるよう迫りました。
こうした中、復活祭を迎えたウクライナではキーウの中心部にある修道院に多くの市民が訪れ、「ピサンカ」と呼ばれるさまざまな模様が描かれた卵やウクライナの伝統的なお菓子をかごに入れて、神父に清めてもらっていました。
34歳の男性はプーチン大統領が宣言した停戦について「国内向けの政治的ジェスチャーにすぎないと思う」と話したほか、38歳の女性は「停戦が発表された日に家の近くを無人機が飛び、撃ち落とされた。ロシアは駆け引きをしようとしているが、私たちのためではないので話を聞く必要はない」と停戦に懐疑的な見方を示しました。
また、38歳の男性は「ロシアはテロリスト国家であり、正直に言って信じることはできない。私たちはただ未来を生き、子どもたちが成長する姿を見たいだけだ」と話していました。
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