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トランプ大統領 関税交渉イギリスと合意 日本の交渉への影響は
NHK
| Mei 9, 2025
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トランプ大統領は8日、ホワイトハウスで、関税措置をめぐる交渉についてイギリスと合意したと発表しました。
トランプ大統領は、イギリスの市場の開放や、アメリカ製品に対する非関税障壁の削減や撤廃が進められるとして「画期的な合意を発表できることをうれしく思う」と述べました。
ホワイトハウスによりますと今回の合意ではアメリカの農家や畜産農家などにとって50億ドル分の新たな輸出機会の創出につながるほか、アメリカの輸出品に対するイギリスの税関手続きが簡素化されるなどとしています。
また、トランプ政権がアメリカに輸入される自動車に25%の追加関税を課す中、イギリスで生産された自動車の輸入については、年間10万台までは関税を10%に引き下げるとしています。
さらにイギリス政府の発表によりますと鉄鋼製品とアルミニウムについては、関税は0%に引き下げられるということです。
これとは別に、アメリカがほかの多くの品目に一律で10%の関税を課している措置については、イギリスに対しても維持されます。
トランプ政権は、日本を含む各国などとの間で関税の引き下げを交渉材料に、貿易赤字の削減に向けた取り組みなどを求める交渉を進めていますが、今回の合意が初めてのケースとなり、米英両国の間で、今後、数週間かけて詳細を詰めるということです。
トランプ大統領としては関税措置をめぐってアメリカ国内で反発が出る中、今回の合意によって成果をアピールするとともに、中国を含む各国との今後の交渉で有利な流れをつくるねらいがあるとみられます。
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