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日中首脳会談 石破首相 “中国軍活動に深刻な懸念”
NHK
| Oktober 10, 2024
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冒頭、石破総理大臣は「日中両国は『戦略的互恵関係』を包括的に推進し『建設的かつ安定的な関係』を構築するという大きな方向性を共有している」と述べました。
その上で「両国には協力の潜在性と課題、懸案があるが、両政府の努力を通じて両国民が関係発展の果実を得られるようともに取り組んでいきたい」と述べました。
そして両首脳は関係発展の具体的な成果を出せるようそれぞれが事務当局に指示を出すことで一致し、引き続き首脳レベルを含むあらゆるレベルで意思疎通を重ねていくことを確認しました。
また、東京電力福島第一原発にたまる処理水の海洋放出をめぐり、両国が日本産水産物の輸入を再開することで合意したことを評価し、石破総理大臣は再開の早期実現を求めました。
さらに、環境や省エネ、医療や介護などの分野で協力を推進することを提案し、両首脳は日中ハイレベル経済対話なども通じ、両国の協力を拡大させていくことで一致しました。
一方、石破総理大臣は日本のEEZ=排他的経済水域内に設置されたブイを含む東シナ海の情勢や日本周辺で活発化している中国軍の活動に深刻な懸念を伝え、8月の中国軍機による領空侵犯について十分な説明を行うよう求めました。
また、日本人学校に通う男子児童が登校中に襲われて死亡した事件について「中国に滞在する日本人の不安が高まっている」と指摘し、一刻も早く事実を解明して説明し日本人の安心・安全を確保するよう強く求めました。
さらに、中国で拘束されている日本人の早期解放を求めました。
台湾については最近の軍事情勢を含む動向を注視していると伝え、台湾海峡の平和と安定が日本を含む国際社会にとって極めて重要だと強調しました。
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