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米大統領選挙 大接戦の最終盤 トランプ氏巻き返しか? 背景は
NHK
| 20 jam yang lalu
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トランプ氏の選挙戦での発言が最近、さらに過激となり、攻撃的になっていると指摘する専門家もいます。
哲学者で、政治指導者とスピーチ、プロパガンダとの関係を長年にわたって研究しているイエール大学のジェイソン・スタンリー教授はトランプ氏の発言についてもおよそ10年にわたり分析しています。
トランプ氏は10月、不法移民がアメリカに多く流入しているとして、集会で「われわれはゴミ捨て場だ。世界のゴミ箱のようになっている」とか不法移民の犯罪者について、「動物を一刻も早く追い出さなければならない」などと発言しています。
教授が特に注目しているのが、最近、トランプ氏が、対立する国内の民主党左派などを指す言葉としてよく使う「内なる敵」という言葉です。
先月のウィスコンシン州での集会では「ファシストやマルクス主義者、共産主義者、そういうクレージーな連中がこの国を牛耳っている。“内なる敵”はロシアや中国よりも危険だ」と述べました。
スタンリー教授は、「『内部の敵を標的にし、破壊しなければならない。さもなければ国家は滅びるだろう』と訴えることで、恐怖と不安をあおり、その解決者としてみずからを誇示することが目的だ」と分析しています。
そのうえで「支持者を投票所に向かわせるねらいのほか、男性に対して地位を喪失する恐怖や男性の方が優位だとする考え方を訴えかけて若者の票を得ようとしている」と指摘しその戦略が一定程度、功を奏し、最終盤での若い男性の支持拡大につながっているという見方を示しています。
一方で、集会の演説は長くなり、一貫性がないことも増えたと指摘し、感情をコントロールできなくなっている可能性もあると指摘しています。
スタンリー教授は「集会では事前に用意された原稿から外れ、以前よりおもしろくない」としたうえで、「トランプ氏は、数多くの刑事裁判を経験してきた。連日、法廷に座って自身が犯したとされる罪の数々を聞かされてきた。自分が標的にされていると感じ非常に怒っている」との見方を示しました。
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