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アメリカ大統領選挙 日本時間今夜から投票 最後の訴えへ
NHK
| 10 jam yang lalu
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ワシントン支局の根本幸太郎記者の解説です。
Q.特定の支持政党を持たずに選挙のたびに投票先を変える「スイング・ボーター」の選択が結果を左右する情勢なのか?
A.異例の大接戦となっているだけに1票1票の重みが格段に増しています。
特に激戦州では最終盤の各種世論調査でも両者の支持率の差が調査の誤差の範囲内というものがほとんどで、優位な差はついていません。
アメリカメディアの中には選挙戦を陸上競技にたとえて「最後は写真判定に持ち込まれる様相だ」と、僅差で決着がつく可能性を指摘するところもあります。
最終盤、トランプ氏は「この4年間で暮らしは上向いたか」と、繰り返し問い、今回の選挙は政権を担ってきたバイデン・ハリス両氏への審判だと批判を強めたのに対し、ハリス氏もトランプ氏の過激な発言や政治姿勢への批判をより前面に打ちだす戦略にかじをきりました。
こうした訴えが、双方の支持層の投票率をどこまで引き上げ、そして投票先をまだ決めていない有権者を突き動かせるのかが、選挙の行方を決定づけるポイントになると思います。
Q.注目される選挙結果はいつ頃に判明しそうか?
A.開票は日本時間の6日午前から順次始まり、過去の選挙では多くの場合、その日のうちに大勢が判明してきました。
ただ、バイデン氏とトランプ氏が争った前回の4年前は開封などに時間がかかる郵便投票が増えたことに加え、接戦となったため、結果が判明したのは開票開始の4日後でした。
今回も接戦となる中、すでにトランプ氏は投票で不正が行われていると主張し始めているほか、僅差の場合は再集計を行うルールを設けている州もあり、アメリカメディアは「当選確実をいつ速報できるかは予想がつかない」と伝えています。
国際情勢にも大きな影響を与える大統領選挙の行方を世界中が固唾をのんで見守ることになりそうです。
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