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東証 取引時間を延長「クロージング・オークション」も導入
NHK
| Nopember 5, 2024
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東京証券取引所では、取引時間の延長にあわせて「クロージング・オークション」という株価の終値を決める新たな仕組みを導入しました。
取引時間中は、投資家が証券取引所に売りたい価格や買いたい価格を注文として出し、その都度、最も高い買い注文と最も安い売り注文を突き合わせる形で株価を決めていきます。
しかし、最近は1000分の1秒単位で注文を出せるような高速取り引きを使った投資ファンドなどが、取引終了時間の間際に大量の注文を出すことが多くなっています。
目標としている水準に株価を近づけるのがねらいではないかと見られています。一方、大量の注文が集中すると株価は短時間で大きく変動することがあります。
例えば、価格を指定せず市場価格で売り買いする「成行注文」を出していた投資家の場合、思っていたより高い価格で買ったり逆に安い価格で売らざるを得なかったりすることがありました。
このため東証は、取り引きの透明性を高めようと「クロージング・オークション」の導入を決めました。
この仕組みでは取引終了の5分前から売買を成立させず、投資家から売り注文と買い注文を受け付けます。この間、ほかの投資家の注文を見ることができるほか、注文の取り消しや出し直しも可能で、東証としては冷静に検討する時間を確保することで多様な投資家を呼び込みたいとしています
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