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“いい風呂の日” 入浴の実態は 減っていく銭湯守る取り組みも
NHK
| Nopember 26, 2024
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東京都によりますと、都内には2023年12月末時点で、公衆浴場が444か所あります。
しかし、利用者の減少や施設の老朽化、経営者の高齢化などで、廃業するところが相次いでいて、この10年で262か所少なくなっています。
こうしたなか、東京都浴場組合は、公衆浴場で働くことに興味を持つ未経験者を対象にした「銭湯の担い手養成講座」を2021年から開いています。
講師は、休業していた銭湯を再生して人気の銭湯に育てた実績を持つ、現役の経営者で、組合の副理事長の佐伯雅斗さんが務めます。
講座では、参加者が、浴室の清掃体験や、バックヤードで平釜やボイラーを見学して湯沸かしの仕組みを学ぶほか、休業していた銭湯のリニューアルにかかった費用やその後の収支などの説明を受けるなどして、銭湯経営に必要なノウハウを勉強します。
講座は年に数回開かれていて、毎回、定員を超える応募があり、多い時は100人ほどの申し込みがあるということです。
すべての講座を修了した人は、銭湯の賃貸物件が出たときにその内覧会に参加することができ、講座の受講生のなかから実際に銭湯経営を始めた人もいます。
講師を務める佐伯さんは「担い手がおらず廃業するという声の一方で、銭湯をやりたいという声も聞いていたので、両者を結びつけられたらと考え始めました。一軒でも多く銭湯を残したいと思います」と話していました。
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