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大型クロマグロ 日本近海などの来年の漁獲枠 1.5倍で合意
NHK
| Kemarin, 20:59
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「クロマグロ」は本マグロとも呼ばれ、マグロの中で最も高級とされ、すしネタや刺身として人気があります。
水産庁によりますと、太平洋でのクロマグロの親の魚の資源量は、1960年代には10万トン以上ありましたが、その後は乱獲などで大きく減少しました。
推計方法の変更で単純比較はできないものの、1980年代には1万4000トン程度まで減少し、その後、いったん回復した時期はありましたが、2010年には、1万2000トン余りまで落ち込みました。
こうした中で、国や地域ごとに漁獲枠を決めるなど規制を強化した結果、資源量は回復基調に戻りつつあります。
資源量の回復を受けて、2021年に開かれた資源管理を話し合う国際会議では、中西部の太平洋での大型のクロマグロの漁獲枠を15%増やすことで合意しました。
さらに、最新のデータとなる2022年の資源量は、会議に参加する国や地域が目標としていた12万5000トンを上回る14万4000トンにまで増えています。
こうしたことを受けて、ことし7月に北海道釧路市で開かれた国際会議では中西部の太平洋での大型のクロマグロの漁獲枠をこれまでの1.5倍に増やすことなどで合意し、12月に開かれる「中西部太平洋まぐろ類委員会」の年次会合で正式決定される見通しとなっていました。
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