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各地で喜びの声「伝統的酒造り」無形文化遺産に登録決定で
NHK
| Desember 5, 2024
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南部杜氏発祥の地とされる岩手県紫波町の老舗の酒蔵では、ユネスコの無形文化遺産への登録決定を受けて、「今まで以上にこだわりを持って酒造りに励みたい」と話しています。
紫波町にある明治36年創業の「紫波酒造店」は、120年以上の歴史がある老舗の酒蔵です。
5日は、ことしの新酒の販売が7日から始まるのを前に、コメを機械で洗って水を含ませる作業やできあがった酒を瓶に入れる作業などを進めていました。
この酒蔵では、酒のもとになる「酒母」を、「酸基醴※もと」(さんきあまざけもと)という製法でつくっています。
雑菌の繁殖を防ぐために乳酸菌が使われていて、部屋の温度管理を徹底するなど細かく手を加える必要がありますが、その分、味が引き締まって奥深い味わいになるということです。
杜氏の小野裕美さんは、「きれいな水、おいしいコメ、こうした素材を生かす酒造りが世界に認められてとてもうれしい。日本酒が世界に広まっていく未来が思い浮かんだ」と喜びを語りました。
そのうえで、「日本酒は冷たくても温かくてもおいしく、海外の人にもそれぞれの国の料理とあわせて飲んでみてほしい。世界からより注目されるようになると思うので、今まで以上にこだわりを持って酒造りに励んでいきたい」と話していました。
※「もと」は「酉」へんに「元」
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