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ドイツ ショルツ首相 信任投票で「不信任」 議会解散へ
NHK
| Desember 17, 2024
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政策理念の違いはありますが、それまで16年続いたメルケル政権からの変化を生み出すとアピールしました。
政権発足直後には、ロシアのウクライナ侵攻が始まりそれまでドイツが慎重だった紛争地への兵器の供与やロシア産天然ガスの輸入停止に伴うエネルギー危機の回避など難しい課題に対処し、評価する声もありました。
また、去年4月には、世論の賛否が分かれる中、稼働していた3基の原子力発電所を停止し、「脱原発」を実現させました。
その後は、住宅に新設する暖房設備に再生可能エネルギーの利用を義務づけようとしましたが、国民に大きな金銭的負担を強いていると批判されて反発を買い、支持が下落し始めます。
そして、リベラル色の強い緑の党と、企業寄りの政策を重視する自由民主党の対立が表面化して政治が停滞し、政権をまとめられないショルツ首相にも厳しい評価が目立つようになります。
さらに、去年11月には、過去の補正予算で新型コロナ対策の資金の一部を翌年度以降の気候変動対策などに転用したことが財政規律を守る観点から、憲法裁判所に違憲だと判断され予算案を再検討する異例の事態が起き、農家への減税などを急きょ打ち切ったことで大規模な抗議集会も起きて混乱も生じました。
同時にドイツの屋台骨である経済は安価なロシア産ガスが途絶えたことによるエネルギー価格の高騰や中国経済の不振に伴う輸出の減少などで低迷していきます。
ドイツ政府によりますと去年のGDP=国内総生産の伸び率はマイナス0.3%で、ことしもマイナス0.2%と予想されていて、経済の低迷で「欧州の病人」と呼ばれていた2002年と2003年にかけて以降初めての2年連続のマイナス成長となる可能性が高まっています。
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