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埼玉 八潮 道路陥没 スロープ工事進む 水をせき止める対策急ぐ
NHK
| 6 jam yang lalu
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地盤工学が専門で、地盤の空洞や陥没の対策について研究している東京大学生産技術研究所の桑野玲子教授は、今回の陥没について「下水道管が原因の陥没は多く起きているが、ほとんどは規模が小さい。これだけ規模が大きく、そして人を巻き込む陥没が起きたという事実に驚いている」と話しています。
そのうえで「従来の下水道による空洞対策の範囲を超えたことが起きてしまった」としています。
地下の空洞を調べるには、レーダーによる探査が行われますが、一般的には深さ2メートル程度が限界で、今回、下水道管が埋設されていた地下10メートル前後にある場合は困難だとしています。
浅いところまで空洞が広がった場合でも、すぐに陥没する危険性が高まるため、間に合わない可能性があり、早期の発見は難しかったのではないかと指摘しています。
また、定期的に行われているカメラや目視による下水道管の点検については、下水道管自体の劣化を調べることはできるものの、下水道管の背後に空洞があるかを予測するのは困難だったとしています。
では、今後どうすべきなのか。桑野教授は「技術的な限界はある。ただ、下水道管の老朽化や地質、地下水位の高さといった環境の条件から、潜在的なリスクを絞り込む作業が必要だ。深い場所での陥没も起こることを肝に銘じ、対策を改めて考えていく必要がある」と話しています。
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