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全国地銀の含み損 年末時点で2兆7000億円 前年同時期の約1.5倍
NHK
| 7 jam yang lalu
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これは資産運用の助言会社「日本資産運用基盤グループ」が、全国の地方銀行98行が発表した去年10月から12月までの3か月間の決算をもとに集計したものです。
それによりますと、98行が抱える債券や投資信託などの含み損は、去年の年末時点で2兆7700億円余りでした。
前の年の同じ時期より9000億円近く増えて、およそ1.5倍に膨らんでいます。
地方銀行をめぐっては、これまで日銀の低金利政策の影響で収益環境が厳しく、株式や債券などを運用して運用益を収益源の1つとしてきました。
その後、日銀の金融政策が利上げに転じ、債券市場で国債などが売られて債券価格が下落したため、含み損が膨らんだ形です。
一方、銀行の業績をみると、日銀の利上げで企業や個人への貸し出しで金利収入が増えていることから、98行のうち78行は最終的な利益が増えています。
今後も金利の上昇が見込まれる中、地方銀行にとっては金利収入を伸ばしながら、債券運用での含み損をどのように処理していくかが課題となりそうです。
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