Media Jepang
美容医療の“後遺症” リスクの説明や対応が不十分なケースも
NHK
| Maret 26, 2025
6 0 0
0
また、美容医療による後遺症が出た患者の中には、治療を受けられる医療機関がなかなか見つからなかったと話す人もいます。
NHKが患者に行ったアンケート調査の自由記述には、クリニックから、「機能障害が出ない限り失敗とは言えず、再手術するなら別途料金が必要だ」と言われたり、「執刀医が退職しているため、受け付けられない」などと断られたりしたというケースが見られました。
アンケートに回答した九州に住む30代の男性は、目の病気の手術をした影響でまぶたの形が崩れ、ことし、美容クリニックで形を整える施術を受けました。しかし、まぶたが引きつって痛みを感じるようになり、見た目も悪化し、外出がしづらくなったといいます。
男性は施術を受けた医師に相談しましたが、「原因が分からないので治療できない」などと言われたといいます。施術代は全額返金されましたが、後遺症を治療できる医療機関は紹介してくれなかったといいます。
男性はその後、治療先を探すため東京など10件の医療機関を回りましたが、対応してくれる所は見つかりませんでした。
紹介状が無かったり、クリニックが作成したカルテに詳しい施術内容が書かれていなかったりして、「後遺症の原因がわからず治療ができない」と言われることが多かったということです。
男性はことし1月に日本医科大学付属病院の後遺症外来を受診しましたが、回復のめどはまだ立っていません。
男性は「クリニックの医師は施術前は親身になって話を聞いてくれたのに、痛みが出たと相談したら、十分に対応してもらえず態度が一変したと感じた。アフターケアも含めての手術だと思っていたので、そこが無いのは無責任だと感じる」と話しています。
komentar
Jadi yg pertama suka